ピザの生地の作り方と美味しく焼くコツ

ピザの本場、ナポリの正統的な生地作りをマスターしよう

 

日本ではアメリカ経由で入ってきたため“ピザ”と呼ばれるのが一般的ですが、イタリアではご存じのように“ピッツァ”。発祥の地である南部の港町ナポリでは、さすが本家本元らしく生地の原料や作り方などに厳密な決まりがあり、いまでも伝統にのっとった正統的なピザが作られています。

 

 

ピザ生地を作るのは、パン作りなどに比べるととてもおおざっぱでシンプル。作り方からしておおらかなイタリア気風が伝わってきます。

 

材料
・薄力粉125g
・強力粉各125g
・生イースト 12g
・塩6g
・オリーブオイル 10cc
・水130cc

 

 

作り方
1:ボウルに小麦粉とイーストを入れ、水をそそぐ。塩、オリーブオイルを加え、全体を混ぜ合わせてひとつにまとめ、打ち粉(分量外)をした台の上におきしっかりこねる。

 

2:表面がつるっとなめらかになったら、少量をとり、伸ばしてみて破れなかったら丸くまとめてラップか濡れ布巾をかけて1時間ほど発酵(1次発酵)させる。

 

3:2の生地が2倍にふくらんだら周りに強力粉(分量外)をつけ、打ち粉をした台の上におき、手のひらで押して空気を抜く。指先でつまみながら縁(コルニチョーネ)を作っていき、半分作ったら生地を裏返して、残り半分も同じように縁を作る。