ピザの生地の作り方と美味しく焼くコツ

家庭で美味しく焼きあげるだいじなポイントは?

 

本場のナポリ・ピッツァは窯で焼きます。内部は450℃~485℃もあり、焼き上がりまでたった1分ほど。窯で焼いたピザは外はカリっ、中はモチっで、それはもう最高の美味しさなのですが家庭ではムリというもの。

 

でも、窯にはおよばないけれど家庭でもカリッとモチッとピザを香ばしく焼きあげるコツはあるのです。まず第1にご自分が使用しているオーブンのクセを把握しておくこと。料理本にかいてある焼き時間はあくまで目安にして、火力が強めのオーブンなら焼き時間を少なめになど、クセによって焼き時間を調整してください。

 

ただ、基本は「なるべく高温で」。しかも焦げないよう焼き具合を確認しながら、焼く必要があります。オーブン内の熱のバランスもあるため、途中で生地の向きを変えてあげると均等に焼きあげることができますよ。

 

また具が多いものは生地に火が通りにくく、長時間焼かなくてはなりません。チーズを最初から載せると焦げてしまう可能性があるので、生地と具にある程度まで火を通してから、オーブンからいったんとりだしてチーズを載せ、とろけるまで再度焼くとうまく仕上がります。また焼く時間が長いピザは、生地が薄いと固くなる場合があります。具の多いピザの生地は、厚めに伸ばしてふっくらと焼きあげましょう。